予防・クリーニングPREVENTION
将来の健康を守るために
むし歯や歯周病の
リスクを減らして予防する
以下のようなお悩みがある方は当院までご相談ください。
歯科の予防ケアとは?
予防ケアでは、毎日の歯磨きなどの「セルフケア」と、歯科での「プロケア」の併用が大切です。歯を守ることは将来の健康を守ることにもつながります。いつまでも自分の歯でおいしく食事を楽しむためにも、1本でも多くの歯を残せるよう一緒に予防ケアに取り組みましょう。
これからの時代は
「予防ケア」が常識!
日本は先進国の中でも、お口の健康への意識が低いといわれています。歯科先進国として知られているスウェーデンでは、子どものころからの歯科への定期検診やクリーニングの習慣が身に付いており、歯磨きだけではなくデンタルフロスを使うことも常識となっています。とはいえ、かつてはスウェーデンもむし歯の多い国でした。しかし国家プロジェクトとして「予防ケア」に取り組み、今では歯科先進国となっています。
日本も1989年に「8020運動」という「80歳まで自分の歯を20本残そう」という運動が始まり、2023年の調査では80歳以上の二人に一人が20本以上の歯が残っています。
このように意識の変化が歯の数にあらわれており、予防ケアへの取り組みは、歯を守ることにつながっているのです。
(出典:厚生労働省「令和4年歯科疾患実態調査」)
予防ケアのメリット
予防ケアに取り組むと、年齢を重ねても自分の歯でおいしく食事ができ、人との会話も楽しむことができます。また歯周病は、心疾患、脳梗塞、誤嚥性肺炎などの全身の病気を引き起こしたり糖尿病を悪化させたりする恐れがあるため、お口の健康を守ることは全身の健康を守ることでもあるのです。
さらに、むし歯を繰り返して何度も治療するよりも、歯を守るための予防ケアを続ける方が経済的な負担が軽くなる可能性があります。特に歯を失ってインプラントや入れ歯にすることを考えると、予防ケアで歯を守ることは生涯医療費の節約にもなります。
クリーニングを受けると、お口の中がツルツルになり、さっぱりして気持ちよく帰宅できるのでおすすめです。
小杉歯科医院で
行っている定期検診
むし歯や歯周病を防ぐためには、お口の健康を保つ「定期検診」が欠かせません。
当院での定期検診では、以下のようなことを行い、歯科医師と歯科衛生士がお口のすみずみまでチェックしています。
歯のクリーニング(PMTC)
とは
PMTCとは「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の略で、専用の機器とフッ化物入り研磨剤を使って、磨き残しの歯垢や歯石をきれいに取り除く施術です。
当院では、担当の歯科衛生士が患者様のお口に合わせたクリーニングを実施しています。
歯の着色も除去し、歯をツルツルに仕上げて汚れの付着を予防するなど、むし歯や歯周病になりにくいお口の環境を整えます。
ご家族の皆様で
予防をはじめましょう
むし歯や歯周病は細菌による感染症の一つです。そのためお子様のむし歯は、一緒に暮らしているご家族から感染することもあります。お子様の歯をむし歯から守るためにも、ご家族そろって定期検診を受けて「予防ケア」に取り組みましょう。お子様への感染を防ぎながら、ご家族の皆様のむし歯や歯周病のリスクを下げることができます。
歯ブラシの交換日を前もって決めておく
歯ブラシは使っているうちに毛先が乱れ、歯についた汚れを効率よく落とすことができなくなります。月に1回の歯ブラシの交換日をあらかじめ決めておくと、忘れずに新しいものに交換することができます。
よく噛んで食べる習慣を身に付ける
よく噛むことで唾液の分泌が活発になります。唾液は食後のお口の汚れを落とし、酸性に傾いた口内を中性に戻してむし歯を防いでくれます。食事をするときには1口30回ほどしっかり噛むように心がけましょう。
お子様に仕上げ磨きをする
お子様だけではお口の汚れをきれいに落とすことは困難です。特に乳歯と永久歯が混在している時期は歯をすみずみまで磨きにくいため、保護者の方が仕上げ磨きされると予防に効果的です。